ユネスコ授業
鹿児島ユネスコ協会副会長の上原さんが来校され,ユネスコ授業をしてくださいました。
「戦争は人の心の中でうまれるものであるから,人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」というユネスコの理念。
まず,「ミナの笑顔」というDVDを観ました。ミナは読み・書き・計算ができません。町に行くにも,病院に行くにも,買いもをのするにも,字が読めないこと・計算ができないことで,つらい思いをします。しかし,識字教室(寺子屋)に通うことで少しずつ字を読んだり書いたりできるようになり,自信がついてきました。
学問は必要ないという考えや貧困のため学校に通わせることができないといったことから,読み・書き・計算ができない大人が,2008年ユネスコの推計で7億7000万人ほどいました。
ユネスコでは,戦争がおこる原因はお互いを十分に理解できないからであり,人の心の中に平和のとりでを築くには教育が必要であるという考えから「ユネスコ・世界寺子屋運動」が始められました。ミナのように自信を持ち笑顔で生活できるように・・・。
書き損じはがきの回収など,わたしたちにもできるユネスコ活動があります。上原さんに教えていただいたことをこれから少しずつでも実行できたらいいなと思います。