とんでもない
今朝は,前さんのお母さんが読み聞かせをしてくださいました。「とんでもない」という絵本です。
「ぼくはどこにでもいるふつうの子 ぼくにしかできないこと
ぼくにしかないすごいところ そんなのひとつも見つからない」
鎧のような皮膚を持つサイを「かっこいい」とうらやましく思う男の子。
でも サイは「とんでもない!重いんだよ。ウサギみたいにピョンピョン跳ねたい。」と
ウサギをうらやましく思って・・・。
いろいろな動物たちが,それぞれうらやましがられることがあるけれど,本人からすると「とんでもない!」
「あの人はいいよね。」と言われる人も,実は本人にしかわからない悩みがあるかもしれない。
他の人をうらやましいなと思うことは多いけれど,自分のよさにはなかなか気付かない。
ちょっと立ち止まって思いを巡らせると,友達にも自分にももっと優しくできるかもしれませんね。